LED植物栽培器『灯菜(アカリーナ)』を使えば芽ネギをお洒落に栽培出来る。



これまでの芽ネギ栽培では、どこでも手に入るようなプラスチックケースを使っていました。

【完全版】家で簡単にできる芽ねぎの育て方!先端に種の皮が残らない栽培方法。【水耕栽培】

2019年5月14日

もちろんそれでも芽ネギの栽培は出来るのですが、室内での栽培が前提なので、見た目があまりお洒落とは言えないところが少々気になります。

そんなわけで今回見つけてきたのがこれ。

LED植物栽培器『Akarina14』

はい、これなら芽ネギを育てながらお洒落なインテリアとしても使えます。ということで、今回はこの『Akarina14』を使って芽ネギ栽培に挑戦しました。

これを使えば簡単に芽ネギを育てられるのか?

今回試す栽培方法

お洒落なのは良いのですが、問題はこれを使って簡単に芽ネギの栽培が出来るのかどうか。ちなみにここで言う“簡単”とは、土や液体肥料などのお金や手間のかかる物は使わずに水のみで栽培するということです。商品説明には例としてハーブやレタスなどが書かれていましたが、さすがに芽ネギは見つかりませんでした。

そしてもうひとつ気になっていたことが光の位置。以前の栽培で使用していたのは主に天井照明の光なのですが、芽ネギが天井照明のある方に向かって伸びているような気がしていました。LED照明の付いた栽培器を使うことでまた違った結果になるのか気になるところです。

ということで今回は、

  • 水のみで栽培
  • LED照明をつけたまま栽培

これらのことを試しながら栽培してみました。

結果

栽培14日目の様子

開始から14日が経ちましたが、結果として水のみでの栽培は出来ます。よく考えれば、今までの芽ネギ栽培と入れ物が変わっただけなので出来ないはずはないんですよね。

ただ今回はこの栽培器の構造のおかげで、霧吹きで水をかけたりこまめに水を足したりしなくても、常にスポンジが水分を含んだ状態でした。なので発芽を確認して照明をつけた後は、一度だけ水を取り替えたくらいで基本的にあとは何もしていません。

そしてもうひとつの照明問題ですが、やっぱり天井照明に比べると真っ直ぐ上に向かって成長しているように思います。

過去に天井照明で栽培した芽ネギ

今回の芽ネギは、まだ収穫せずにもう少し育ててみるつもりなので、そのときにまた追記したいと思います。

追記

17日目に収穫した芽ネギ

今回は様子見ということで少量の栽培でしたが、無事に収穫することができました。

水洗いしてから根元と先端を切り落として整えた状態で、これくらいの量になりました。

次は白いスポンジのみで切れ込みは無視、種が重ならないようにびっしりと並べました。そして、試しに中央のスポンジのみ大量の種をまきました。

今回は発芽までの間、2箇所だけにフタをして様子をみようと思います。

ここまでの様子

Akarina14の使い方

箱はこんな感じ。

箱から出してみると、思ってたよりもコンパクト。

栽培ケースが取り外せるようになっています。

本体裏面についているジャックと付属のACアダプターを接続して使います。

操作スイッチはLED照明と同じ面にあります。

まずは栽培ケースを本体にセット。今回は先に水を入れていますが、説明書では本体にセットしてから水を入れています。

ちなみに本来は付属の液体肥料を使うようなのですが、今回は使用しませんでした。

黒い方は付属のスポンジで、真ん中にくぼみがあるタイプ。白い方は別で購入したスポンジで、H型の切れ込みがあるタイプ。今回はこの2種類のスポンジで試してみようと思います。

まずはスポンジにたっぷり水を含ませます。

水を含ませたスポンジを栽培パネルの穴に埋め込みます。

種をまくのですが、今回は様子見ということで量は少なめに。付属の黒スポンジはくぼみの中に、白スポンジは切れ込みを無視して適当にまきました。

これで準備は完了です。付属のフタをして発芽を待ちます。この段階ではまだLED照明はつけません。

無事に完了したと思ったのですが、フタをしてもスポンジに押し戻されて、ただ乗せただけの状態になってしまいます。

本来ならフタをすることで湿度を保つ効果があるそうなのですが、この状態で本当に効果があるのでしょうか…。よく分からないのでとりあえずこのままにしておいた結果、問題なく発芽しました。

発芽したらフタを外してLED照明をつけます。照度は100%→50%→10%→2.5%の4段階。今回の栽培では、いちばん照度の低い2.5%でつけっぱなしの状態にしました。今回タイマー機能には触れていません。

まとめ

基本的な育て方や環境は前回の芽ネギ栽培と変わりません。ただ、今までは全くやっていなかった“間引き”という作業が手順の説明に書かれていたので、今回からは取り入れています。

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2019年5月14日

この栽培器を使っても、簡単に芽ネギ栽培ができることがわかりました。ただ、デメリットとしてはどうしても一度に栽培出来る量が限られてしまうということ。個人的にそこはあまり気になりませんでしたが、大量に栽培したい場合には向かないと思います。あとは時間が経ってくるとホコリなどが目立つこと。こればっかりは仕方ないのでしょうが、こまめに手入れしてあげないとデザインがお洒落なだけにもったいない感じになります。

ですが、前回と比べるとこちらのほうが準備が楽ですし、やっぱりお洒落なのでインテリアとしてや照明としても使えるところが嬉しいです。お部屋に“グリーン×照明”の癒し空間を演出するお洒落なLED植物栽培器『Akarina14』とても良い買い物でした。

商品リンク

LED植物栽培器『灯菜(アカリーナ) Akarina14』

ウレタン培地 192ピース

かおり芽ねぎの種