いつだかテレビでニシンの握りをみて、美味しそうだったから一度食べてみたかったんだよね。
そして今日、魚屋に行ったら売ってたから買ってみた。
ニシン。
別名『春告魚』。
なんか太りすぎたイワシみたい。
腹めっちゃ柔らかくてハズレだ〜とか思ってたら、卵が出てきたんだけど数の子ってやつかね。
だがしかし。
誤って腹と一緒に切断してしまいまして、中身が出てきてしまっているんですね。
しかも手に付いた卵が水で流しても取れない。なんなのこれ。まな板とかもすんごい。これ本当に面倒だから気を付けた方がいいやつだわ。
作業開始
やっと始められる。
骨が柔らかくて難しかったからちょっと失敗しちゃった。
ニシンは小骨が多いイメージだったけどやっぱり多かった。
適当に目立つ骨抜きまくっといたけどこんなもんで大丈夫なのかな。
ここで突然ですが、いつもあたりまえのようにやってる「魚に塩ふって余計な水分と臭みを抜く」的な作業。本当に意味あるの?と思いまして。
比べてみることにした。
半身はそのまま。もう半身は塩をふって10分くらい放置してから水洗いする。
比較開始
さっそく食べ比べてみる。
・・・。
なるほどなるほど。
全然分かんないわ。
・・・・・・。
なんか悔しいから握りも。
・・・お。
塩ふった方は最後の方の青魚っぽい臭み?がない・・・気が・・・する。気がする気がする。
違いがある気はするけど、どっちも美味いんだよね。
・・・ということで、そういうことです。
骨があるからなるべく薄く切りたくて、薄切りを何枚か重ねて握ってみた。
意外と歯ごたえがある感じだったからちょうど良かったと思う。
そして今日は本で読んだ、小ねぎと大葉をすり潰して生姜汁を足した薬味をつくってのせてみた。なんて名前なんだろう。
それぞれの香りが感じられてさっぱりしてて良かった。
とまあ今回は、やっぱり塩をふっておけば水分と一緒に臭みも抜けるってのを実際に感じられて良かった。
そしてニシンってすごい美味い。安かったし。
また見つけたら買おう。