最近ようやくクレジットカード生活から抜け出し、長いこと夢見た現金生活に戻ることができました。やってみると意外とすんなりやれた気がします。
クレジットカードは手元に現金が無くても買い物ができてしまうので、つい余計なものまで買ってしまうんですよね。自分をしっかりコントロールできない僕みたいな人間にとっては、とても恐ろしいものです。こういう人間は絶対現金生活のほうが良い。
ということで、クレジットカード生活を抜け出して現金生活に戻るためにやったことを、記録しておこうと思います。
1週間ごとに家計簿をつける

家計簿って大事。生活を見直したければ絶対つけたほうが良い。何にお金を使ったのかを知るということは本当に大切だと感じました。
なぜかというと、実際に家計簿をつけてみたところ毎月10万近い赤字が出ていました。わかってはいたけど、いざ数字を見ると、やっぱりそうだよねって。クレジットカードがあるから大した危機感も無かったのかもしれません。
一週間ごとに家計簿をつけるようにすれば、そんなに面倒ではありませんでしたし、むしろ途中からは楽しみで仕方ありませんでした。こうして習慣化してみると、収入には限りがあるという当たり前のことを改めて実感しました。当たり前だよね。笑 もう感覚が麻痺しちゃってるんですよね。
こんな感じで、まず現状を把握するのに家計簿が役立ちました。
1ヶ月の生活費を計算する

3ヶ月分くらいの家計簿を見返して、食費や日用品などのとりあえず1ヶ月生活するのに必要なお金(今までクレジットカードを使っていた分)がどれくらいなのかを計算しました。
4人家族のうちの場合です。※家賃や光熱費などは別です。
日用品・・・約3〜4万
雑費(タバコや飲み会なども)・・・約4〜5万
そしてここから、節約すればやれるだろう額まで削った金額を1ヶ月の生活費に設定しました。
日用品・・・3万
雑費・・・3万
とりあえず1ヶ月にこれだけあれば生活できるという額が「8.5万」と、こんな感じになりました。
2ヶ月分の生活費を現金で用意する

給料が月末払いのうちの場合。
今月の給料から「先月の生活費(クレカ請求)」を支払い「来月の生活費」はまたクレジットカード払いだったのを、今月の給料から「来月の生活費」を残すことができれば現金生活のリズムを取り戻せるということになります。
9月から始める場合、クレジットカードの8月利用分の支払いが9月の給料から引かれてしまうので、10月分の生活費を残せません。なので「9月分の生活費」と「10月分の生活費」の2ヶ月分を、給料とは別に現金で用意できればいいわけです。9月をクレジットカードを使わずにその現金で生活すれば、10月末の給料からは「9月分の生活費(クレカ請求)」は引かれないので「11月分の生活費」を残すことができます。そして10月も、用意した現金のみで生活できれば、ひとまずクレジットカード生活から抜け出せますね。
うちの場合、1ヶ月に必要な生活費の8.5万×2ヶ月で17万なので、計算では2ヶ月分の生活費の17万円があれば現金生活に戻せるということになりました。
この現金はボーナスからとったり、コツコツ貯めてみたり誰かに借りてみたりしても良いのかと思います。
まとめ
生活費を費目ごとにしっかり分けて管理することで、常に考えて買い物をするようになり、無駄遣いが激減しました。
その結果なんとか予算内でやりくりできて、計算通りにクレジットカード生活から抜け出すことができました。
家計簿をつける習慣も身に付きましたし、少しずつですが家計も黒字を出せるようになったので、クレジットカード生活に悩んでいる方は参考にしてみて下さい。
追記
クレジットカード生活から抜け出すのに役に立った本を紹介します。
貯金を目的とした本ですが、借金や家計の把握、お金やクレジットカードに対する考え方などが書かれていてとても勉強になる本です。実際に僕もこの本を参考にして家計を改善させることが出来ました。現金生活に戻ってからも役に立つ知識がたくさん得られるので、是非一度読んでみてください。