今回は自宅で『アカイサキ』をさばいて、色々な食べ方を試してみようと思います!
アカイサキのさばき方
鱗、頭、内臓、尻尾を取り除き、きれいに水洗いしてよく水気を拭き取ります。
頭側を右にして置いたら腹、背の順に包丁を入れて半身を中骨からはずします。
今度は反対の面にして背、腹の順に包丁を入れて中骨から身をはずします。
腹骨をそぎ落として、真ん中に一列ある血合い骨も取ります。
※微妙なサイズだったので、骨抜きで血合い骨を抜いてから腹と背に切り分けました。
アカイサキの刺身
うっすらピンクがかった身がとても綺麗で、ほどよく歯ごたえもあり、ほんのり甘みと香りも良くて美味しかったです。
醤油とぽん酢を試してみましたが、断然醤油が美味しかったです。ぽん酢だとせっかくの甘みや香りが全部消えて、ただただぽん酢って感じでした。
アカイサキの焼き霜造り
皮に切れ目を入れてからバーナーで炙り、氷水で冷やして水気を拭き取ってから切りました。
醤油と塩で食べてみましたが、この切り方だと塩の方が美味しかったです。というか、醤油をつけても身の厚さの問題か食べていると途中で味がなくなり物足りない感じがしました。身に弾力があるうえに皮もなかなか硬めなので薄めに切るのが正解なのかも。
アカイサキの天ぷら
サクッとした衣のあとに、しっかりとした白身の食感とジューシーな旨さがとても美味しかったです。身がしっかりしているので、衣も少し強めにカリッと揚げるとバランスがいいように感じました。
アカイサキの唐揚げ
塩胡椒をふってから片栗粉をまぶして、180℃の油でカリッと揚げました。
身はしっかり締まって皮もやや硬め。特に唐揚げに向いているとかは思いませんが、普通に美味しいです。個人的には天ぷらのほうが好みですが。
アカイサキの握り
刺身がとても美味しかったので赤酢のシャリで握りにしてみました。アカイサキの食感と甘みや香りが赤酢の旨さと合わさってとても美味しかったです。もう全部握りにしたいくらい。
まとめ
今回は自宅で『アカイサキ』をさばいて、刺身、焼き霜造り、天ぷら、唐揚げ、握りにしていただきました。
事前調査の結果、アカイサキの刺身はあまり美味しそうではないなと思っていたのですが、実際に食べてみるとかなり美味しいと感じました。今回仕入れたのは、「豊後水道 鶴見の逸品」というラベルつきの、価格が1kgあたり1,600円程のアカイサキで、普通のよりも良さげな感じだったからでしょうか。また見かけたら買ってみようと思います。
ということで、もしまたおうちにアカイサキがやってきたら、『アカイサキの刺身とアカイサキの握り』が食べたいです。
ごちそうさまでした!