キンメダイの昆布締めが美味い



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よく行く魚屋さんの入荷状況をホームページでチェックしていたら『しろあまだい』を発見。めちゃくちゃ欲しい。

“あかあまだい”はたまに見かけるのですが、“しろあまだい”は初めて見るので大興奮。午前のお仕事をお休みして買いに行こうかとも思いましたが、そこは我慢してお昼の休憩に買いに行くことにして、それはもう元気いっぱいで仕事に向かいました。

そして昼過ぎ。ワクワクしながら魚屋へ行ったのですが、ないんですよ。どこを見ても“しろあまだい”がないんです。店員さんに聞いてみても「売り切れちゃいましたね~」と、ちょっとなにを言ってるのか分からないんです。そんなはずはないと探し回ったのですが、いくら探しても見つからないんですね。どこへ行ってしまったんでしょうか…。こんな不思議なこともあるんですね。仕方ないので、2000円もするキンメダイを買って帰ってきましたよ。

これはあとから聴いた話なんですが、残っていた“しろあまだい”はどこかの居酒屋さんがまとめて全部買っていってしまったそうです…。

ということで『キンメダイ』!!!

外房つりきんめ鯛

今回は、色々あって「外房つりきんめ鯛」と書かれた立派なキンメダイを買ってきました。キンメダイといえば、刺身か煮付けだろうという勝手なイメージがあるのですが、実際はどうなんでしょうか。まず中はどんな感じなのか、さっそくさばいていきましょう。

二枚おろし

二枚におろしたキンメダイ

今回は刺身を食べてみようと思うので、とりあえず二枚におろして半身はしまっておきます。

袋に入れたキンメダイ

リードで包んでからポリ袋に入れたら冷蔵庫へ。

皮を引いたキンメダイの腹

そして、使う方の半身の腹側は皮を引きます。皮を引いたあとの、このピンクゴールドって感じの色がとても綺麗ですよね。

キンメダイのお刺身

ピンク色の綺麗な身は意外としっかりしていて、旨みが強くとても美味しいです。キンメダイといえば皮付きが美味いそうなので、もちろん皮を付けたまま炙りにもしました。また違った口当たりと炙りの香ばしさがとても美味しかったです。

そして昆布締め

昆布で挟んだキンメダイ

刺身をとって残った柵は昆布締めにします。昆布で挟んで3時間ほどおきました。その後、昆布から外してラップで包み直して一晩寝かせました。

キンメダイの昆布締めの握り

完成した昆布締めを握りにしました。これが本当に美味い。旨みがぎゅっと詰まっていてシャリとよく合い最高です。普通の刺身よりも昆布締めにした方が断然美味いと思いました。

最近思うのですが、新鮮でみずみずしい刺身や寿司も美味しいのですが、水分が抜けて旨みが凝縮されたような、手をかけた刺身や寿司がとても美味しいと感じるようになりました。

しろあまだいが売り切れていたので仕方なく買ったキンメダイでしたが、とても美味しい思いを出来たのでこれはこれで良かったです。笑 それでもやっぱりしろあまだいも食べてみたいので、いつかまた出会えるといいのですが。