ハガツオを買ってきた初日は刺身とたたきにしたのですが、特別美味しい訳でもなく、なんというか普通だな…くらいだったのが少し残念でした。
燻製にも挑戦しましたが大失敗。笑
今のところまだ美味しい思いが少なめです。うーん、技術不足はもちろんなんですが、そもそもモノがあまり良くなかったというのもあると思うんですよね。(そうであれ
魚を買ってきたら、まずはなるべく生に近い状態を楽しみたいと思っているので、そこが上手くいかないと何やら物足りないですよね。
ということで、諦めきれないので最後の最後に“漬け”を仕込んでおきました。最後が美味しければとりあえず満足できるはずなので、どうか美味しくあれ…。
仕込み開始!
今回使うのは、燻製の時に残しておいた半分の背側の身です。ここで本当はいつも通り塩をふるべきだったのですが、何故か忘れました…。
金串を刺してガスコンロで炙ったのですが、脂が少ないのでバチバチと脂が飛び散るようなことはありませんでした。これを氷水に入れて冷まします。
よく水気を拭き取ってから漬けダレに入れます。この状態で丸一日漬けるのですが、タレから出てる部分があるので途中で一度ひっくり返しました。
ハガツオの漬け完成
タレから引き上げたら水気をよく拭き取ります。冷蔵庫で冷えた状態よりも、少し室温でおいた方がより旨みを感じられる気がするので、一度ラップで包み少し時間をおきました。
しっかり染みたタレの旨みで味わい深い美味しさです。やや水っぽさもあるのですが、塩をふり忘れたせいなのかこの魚の特徴なのか。まあこれでも十分美味しくなったので本当によかったです。
おまけ
今回使った漬けダレが、めちゃくちゃ簡単で美味しいんですよ。お気に入りの甘醤油を使って作るのですが、本当に簡単なので作り方を載せておきます。
この甘醤油と出汁を1:1で合わせるだけ。
さてここで思ったのですが、簡単とか言ってるけどそもそもその“出汁”ってのがめんどくさいんだよと。たまたま他の料理で使った出汁が余ってればいいんですけどね。
ということで「甘醤油と出汁」と「甘醤油と水」。それぞれの漬けダレに丸一日漬けたものを比較してみました。
結果から言うとどちらも美味しかったです。たしかに出汁の方は、甘醤油の旨さの中に鰹節の香りが感じられました。水の方にはそれがないのですが、正直なところ別に無くてもいい。おそらくこの甘醤油の味だけで完成してるので、特に何かを足す必要がないような気がします。なので水で割るだけでOK。これなら本当に簡単ですよね!ちなみに水は飲料水を使っています。
さらにおまけ
ハガツオを細かく切ったものとタマネギのみじん切りを混ぜ合わせて、パン粉をつけてから揚げてメンチカツにしました。少しハガツオの酸味が気になりましたが、サクサクで美味しかったです。