いいこと思い付きました。タイと一緒に炊き込む鯛めしと、タイの刺身にタレを絡める鯛めし。この2種類の鯛めしを一緒にしたら、それはもう“超鯛めし”ってことなんじゃないでしょうか。これはやってみるしかないですね。
ちなみにうちでよくやる鯛めしは、身は使わずにタイの中骨と昆布を入れて炊き込みます。いつも捨てている中骨を使って、美味しいご飯が炊けるのでオススメですよ。
刺身にタレを絡める『宇和島鯛めし』も以前作りましたが、これもまたとんでもなく美味しかったです。
それではさっそくやっていきましょう。
調理開始
![タイの半身](http://chomily.com/wp-content/uploads/2020/02/46CAECB5-A4C1-4FF9-BC5A-B299F345EF03-1024x683.jpeg)
まずは残しておいたタイの半身をパパッとさばいちゃいましょう。
![タイの柵](http://chomily.com/wp-content/uploads/2020/02/7FC516C6-9C60-4FAF-BECA-54AB1AA44E3A-1024x683.jpeg)
包丁研ぎを怠っていたせいで、皮引きの際に腹の薄い部分が千切れました…。これはもうどうにもならないので次に進みましょう。
塩をふって10分程おいて余計な水分を抜きます。
![タイのアラ](http://chomily.com/wp-content/uploads/2020/02/6F1B4AA6-AD04-4AF9-92F6-49B09AD3B6CD-1024x683.jpeg)
中骨と腹と血合骨は出汁用で、引いた皮は具として入れちゃいましょう。
とりあえず、熱湯にくぐらせてから流水で冷やし、血合いやウロコを綺麗に取り除きましょう。ここを丁寧にやっておかないと、食べた時にウロコが口に残って最低な気分になります。
![お釜の入ったお米とタイの皮](http://chomily.com/wp-content/uploads/2020/02/B9669136-32EF-4753-8F44-F5598B99873C-1024x683.jpeg)
そうしたら、通常通りにセットしたお釜にまずは皮を入れます。
![お釜に入ったタイのアラ](http://chomily.com/wp-content/uploads/2020/02/78D3E7E8-B2DC-4440-A857-9A1714786DAA-1024x683.jpeg)
その上から昆布を乗せて、さらに出汁用の中骨を乗せます。こうしておけば炊き上がったときに捨てやすくなるはずです。あとは生姜の千切りを適量入れて炊飯開始です。
ここで味をつけてもいいのでしょうが、うちの場合は炊き上がってからそれぞれ好みで塩や醤油をかけています。ちなみに味付けせずに食べるのも、上品な香りが感じられてなかなか良いですよ。
![炊き上がった鯛めし](http://chomily.com/wp-content/uploads/2020/02/50E248E8-D771-4C6D-BDC5-E14820119E31-1024x683.jpeg)
炊き上がったら昆布と中骨を取り除いて、骨が残ってないかよく確認してからかき混ぜましょう。
中骨を使った炊き込み鯛めしの完成
![茶碗に入った鯛めし](http://chomily.com/wp-content/uploads/2020/02/A90B96AB-0BAA-4E85-A229-4B66A61F3E54-1024x683.jpeg)
もちろんこのまま食べても美味しいですし、塩や醤油を少量かけても美味しいです。
そして今回は!ここに!乗せちゃいます!
宇和島風鯛めしも追加
![宇和島鯛めし](http://chomily.com/wp-content/uploads/2020/02/6870B171-7E08-4744-B581-37FC53AD94BE-1024x683.jpeg)
素晴らしい。ホントもう“超鯛めし”って感じじゃないですか。こんなの美味いに決まってますよ。ちなみに半分くらい食べてから、アツアツの出汁をかけてお茶漬け風にしてみましたが、まーこれも最高ですね。
いやあ…。これが一匹約600円のタイで作れちゃうんですから、もう幸せしか感じませんね。
ということでごちそうさまでした。めちゃくちゃ美味しかったです。ぜひこの幸せを味わっていただきたい。